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「クローズZEROⅡ」評論

◆邦画の好調を象徴するような、ドメスティックな娯楽作品 (70点)

 『クローズZERO II』は決して悪い作品ではないが、前作のほうがずっといい。このパート2が面白いのは、ひとえに前作からのキャラクターの魅力による。それぞれの人物の魅力をしっかりと描き分けられている点が、シリーズ成功の要因といえるだろう。

 だが、今後もこの路線を続けるならば、三池崇史監督は各キャラクターのドラマを描き分けるだけでなく、戦い方にまでその個性を反映させる何らかのアイデアを出さねばなるまい。

 なぜなら『クローズZERO II』のケンカシーンは、ちょっと目を離すと今戦っているのが誰だかわからなくなるほど、みな同じ動きをしている。本気でこれら格闘シーンを盛り上げたいならば、本作のように「三池崇史監督の分身A」VS.「三池崇史監督の分身B」の繰り返しではダメだ。この作品には、テクニシャンの監督がチョチョイと仕上げたような、器用だが底の浅い印象があり、そこはマイナスとしたい。

 いまだ完全なる鈴蘭制覇を果たせない源治(小栗旬)は、事情を知らずに休戦協定中の鳳仙学園にケンカを売ってしまう。両校の平和は破られ、鳴海大我(金子ノブアキ)はじめ、強豪ぞろいの鳳仙学園の猛攻を前に、源治率いるG・P・Sは崩壊寸前となる。そんな中、源治のライバル芹沢軍団の芹沢(山田孝之)も、いやおうなしに抗争に巻き込まれていく。

 熱いオトコのケンカ映画第二弾。ヤンキーものは地方の収益が見込まれることもあって、映画界では注目ジャンルとなっている。女の子客にとっても、お目当ての美少年がボロボロになって戦う姿は、さぞ胸キュンであろう。

 この映画には一般人はまったく登場せず、警察も先生方もどこかに消えてしまって出てこない。出てくるのはヤンキーとヤクザだけ、生活観まったくZEROな、素敵なファンタジー世界である。

 それだけに、アクションにも見せ場にも、もっとガツンと濃い味がほしかったところ。まとまりの良さなど、本シリーズには似合わない。

 ただ、原作譲りのカッコイイ男たちの友情ドラマにはぐっとくるものがあるし、相変わらずキャラも立っている。下手な洋画よりも、こういう身近な邦画に若いお客さんが流れていくのもよくわかる。

前田有一 2009年4月16日
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