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「そのときは彼によろしく」評論

 もう何がなんだかよくわかんなくなってきたんで、自分なりに整理してみた

長澤まさみ→『世界の中心で愛を叫ぶ』
山田孝之 →『電車男』
北川景子 →『Dear Friends』
和久井映見→『椿山課長の七日間』
市川拓司(原作)→『いま、会いに行きます』
平川雄一郎(監督)→テレビ
柴咲コウ(主題歌)→『世界の中心で愛を叫ぶ』『黄泉がえり』

 こういうメンバーが集まったところに北野武先生がやってくる。
「今日はみなさんに殺し合いをしてもらいます」
 えー!
「武器は……難病です!」
 というわけで
「うっ……心臓が」
「ああっバイクが事故った!」
「ボ、ボク…水草がす、好きなんです」
「人と人とは物理の教科書には出てこない強い力で結びあっているんだよ」
 てな調子で人がバタバタと死んでいく。恐ろしい世界だ。

 中でも最強の武器を持ってるのはもちろん長澤まさみで、この人は「眠ったらそのまま目覚めない」という奇病にかかっているのだ。眠り姫かよ! だからいつもシャブをキメてギンギン。「眠るな! 眠ったら死ぬぞ!」

 まあどうせファンタジーだからなんでもいいんですよ。映画が終わって灯りがつくと場内はハンカチを手に「こんなに泣けるとは思わなかった……」と言い合う女子だらけでした。早く関東大震災が起きてみんな死んでしまえばいい、と思いました。でも、どうせすぐ黄泉がえってくるんだけどね!


柳下毅一郎 2007年7月15日
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